製品仕様

プラモデル
【スケール】1/700

解説

タランタル型コルベットはソ連/ロシア海軍のコルベットです。
ソ連海軍での計画名は1241型大型ロケット艇で、タランタルIIIはその改良型12411号計画「モールニヤM」型大型ミサイル艇をNATOが識別する為付けたコードネームです。1241型からの最大の改良点は搭載対艦ミサイルを3M80「モスキート」に変更したことで、本艦は2基の「モスキート」連装発射装置KT-152Mを搭載しています。
また水上捜索レーダーは34K1「モノリート」が搭載され、対空兵装は9K38「イグラ」艦対空ミサイルとAK-630M防空システム2基が搭載されました。
この他にもディーゼル・ガスタービン混載機関(CODAG)が搭載されたことも大きな変更点です。
出力8，000馬力のM-510ディーゼルエンジンを2基、24，000馬力のМ70ガスタービンエンジンを2基搭載することで最大速力41knを発揮することが可能となり、またCODAGを搭載したことにより航続距離は大幅に向上し12knで2，400浬、最大速力で400浬が航行可能となりました。この改良により本艦はより幅広い任務に用いることのできる汎用哨戒艇に発展しました。

2キット分のフルハルモデル2隻セットです。デカールも2隻分(2種の船体番号)が入っています。